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【初心者必見】パイプたばこ入門ガイド【吸い方〜おすすめの種類まで】

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パイプとは?

日本がまだ戦国時代だった16世紀頃。

ヨーロッパに伝えられた喫煙具は世界に広まり、その過程で変化して行きました。


日本では独自の進化を遂げた煙管がありますが、我々が映画や漫画で目にしてきた「あのパイプ」は、ブライヤーと呼ばれる木材を使用した欧米のスタンダードスタイルです。

パイプたばこのメリット

値段が安い

市販のシガレットは現在も価格が高騰していて最終的には一箱1000にもなると言われています。

一方パイプは最初こそ道具にお金がかかりますが、タバコ葉自体は10001500円が相場で一袋あれば1週間〜2週間は楽しめます。

例えば、480円のタバコを11箱吸ってるいる人が、パイプたばこに切り替えて1500円のタバコ葉を1週間で消費した場合。

・シガレット 480円×30日=14,400円
・パイプ 1500円×4週間=6000円

一月で半額以上、8400円安くなり、一年で計算すると10万円も安くなります。

シガレットより健康被害が少ない

一般にたばこの最も有害な成分は、葉を巻いている紙にあるとされています。

キセルやパイプはこの巻き紙を使用せず、更に煙を肺に入れないのでシガレットより健康被害が少ないそうです。

パイプたばこのデメリット

吸い方にコツが必要

パイプたばこデメリットを敢えてあげるとすれば「吸い方にコツが要る」という事でしょう。

均等に葉を詰め、パイプを焦がさない様に、そして火種を消さない様に絶妙なコントロールで煙をくゆらせます。

ただ、こんなのは吸ってるうちに慣れるのであまり気にしなくても大丈夫。

コチラの動画がサクッと見れてイメージしやすいです。

パイプたばこの素材

そもそも先住民が儀式の際に使っていた原始的なパイプは、石や木材、動物の骨や角などで作られていました。

それがヨーロッパに渡ると粘土を素焼きした「クレイ」、海泡石と呼ばれる鉱物を使用した「メシャム」などのパイプに変化します。

そして19世紀になると現在のスタンダードとなる「ブライヤー」が登場しますが、その他にも根強く愛されるパイプの素材が存在します。

コーンパイプ

トウモロコシの芯を使ったコーンパイプは、当時 高価な輸入品であったブライヤーの代わりとしてアメリカの開拓者や農民の間で広まりました。

GHQ司令ダグラス・マッカーサーのトレードマークとしても有名です。

タバコ葉の香りに加えトウモロコシの香ばしさが特徴的で、見た目も他のパイプと比べカジュアルになっています。

オリーブパイプ

名前の通りオリーブの木から作られたオリーブパイプは、滑らかな肌触りと美しい木目が特徴です。

使い込む程に濃い色合いに変化するオリーブの木は、ヨーロッパではポピュラーな素材なので比較的リーズナブル。

また、最初のうちはオリーブ独特の香りと喫味があるので、ここは好みが分かれるところ。

キャラバッシュパイプ

大きく曲がったU字スタイルが特徴のキャラバッシュパイプは、ひょうたんの「へた」を使った独特のパイプです。

一般に丈夫で壊れ難く、パイプに適した素材である事から高級パイプの素材に利用されます。


また、作品により様々ですがシャーロック・ホームズが使っていたパイプの1つとしても有名です。(目立つので絵的に映えたとか)

パイプたばこの種類と形状

様々な素材で作られるパイプですが、その形状にも多くの種類が存在します。

パイプの形状は「シェイプ」と呼ばれ、それぞれ個性的な形を持ち、使い勝手や味わいも変化します。

この基本形以外にも、パイプ作家が自由な発想で作り出したシェイプを「フリーハンド」と呼んで区別しています。

はじめは特殊なシェイプに目がいってしまいますが、掃除の手間を考えると最初はビリヤードがおすすめ。

パイプのグレイン(木目)

素材や形状 ブランドなど、パイプの価値を決める要素は様々ですが、中でも非常に重要になってくるのが「グレイン」です。

グレインはパイプの性能とは一切関係のない ただの「木目」なのですが、この模様1つでパイプの価格は大きく変わってきます。

これは実際に素材を削ってみないとどの様なグレインが顔を出すか判断が難しい為、デザインとグレインを両立するには高度な技術と運が必要だからです。

フレイムグレイン


炎の様にボウルの下から放射状に伸びるグレイン。素材がブライヤーの場合比較的出やすいですが、それでも滅多に現れません。

ストレートグレイン


上下に真っ直ぐに伸びる非常に希少なグレインです。真っ直ぐで目の細かいもの程希少価値が高く、飽きの来ないシンプルな美しさ人気が高いです。

バーズアイグレイン

あまりピンと来ないですが、鳥の目の様な玉模様という事でバーズアイと呼ばれるグレインです。こちらも細かい程に価値が高まります。

クロスグレイン


1つのパイプにストレートとバーズアイを巧みに作り出したグレインです。
主に左右非対称なデザインのフリーハンドに見られます。

パイプたばこの値段は?

高価なイメージのあるパイプですが、実は案外リーズナブル。

大体5千円〜1万円で必要充分なパイプが手に入りますし、コーンパイプであれば数百円の商品もあります。

作家やグレインにこだわり出すと数十万円する場合もありますが、単純にパイプを楽しむだけなら5千円〜1万円の物で充分です。

パイプたばこの初期費用 揃えるものは?

①パイプ②たばこ葉③ダンパー

パイプたばこを始めるのに必要な物はこの3つだけ!

初期費用はパイプ本体+15002000と考えておけば大丈夫です。

ただし、今後長くパイプを続ける様であれば掃除道具が必要となります。

揃えるのがちょっと面倒だなぁ〜という方は、必要な物が全てセットになっているスターターキットがおすすめです。僕も最初に買ったのはコレでした。

パイプが決まれば次はタバコ葉選びましょう!



ABOUT ME
ジャミング
ミリタリー・タバコマニアの元バイク屋。WWⅡとフライトジャケットが得意分野。タバコはキセルをメインに時折パイプも嗜みます。